2020の初投稿が、まさかの8月

 ずーっとずーっと、心の奥のところにはあったのです。「さすがにもうそろそろ書かないとなぁ」という気持ちが。 でも、まさかの8月!

 例年ならお盆を過ぎれば秋の風、涼しくなっていくはずが、信州もまだまだ暑いです。 無理をしないように。 畑に出るのは朝や夕方にし、日中はなるべく家で過ごすようにしています。

 2020になり、あっという間にコロナの時代となりました。 大変といえば大変だけれど、我が家や、我が家のある集落は、とても平和で穏やかな日常があります。

 緊急事態宣言が出されていた間も、マスクをするのはスーパーに買い物にいくときくらいで、子どもたちも私も、畑でのびのびと過ごしていました。

 けれど、連日コロナのニュースに触れ、東京のばーばたちやじーじの助っ人も来られず、休校休園で毎日濃密に子どもたちと関わるうちに、心が少しずつ疲れていくのを感じていました。

 それでも自然はいつもと変わらず、春には新芽がでて山菜がとれて。 夏に向かって山は青々してゆき、りんごも花が咲き、実が育っていきます。

 不便なこともたくさんあるけれど、自然の中で生きていけるって、なんてありがたいことなんだろうと、あらためて感じました。 季節の移ろいを肌で感じられることも、心のピリピリをやわらげてくれる気がします。

 きっと、みんなみんな、この状態に、なんだか疲れてるんじゃないかと思うのです。 それでも、毎日生きていかなきゃならないし。 よし、わたしも、無理せず、頑張ろう。

 もうすぐりんごの収穫の季節がやってきます。 りんごのお便りをしたお客さまからも、ご注文が届き始めました。

 このコロナ禍で、果たしてりんごの注文はくるのだろうか? と心配していたのですが、お客さまから暖かい言葉をいただき、本当に励まされています。 ありがとうございます。

 また少しずつ、日々のことなど、更新していきたいと思います。